【横浜美術館30周年記念 オランジュリー美術館所蔵コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち】のメモです。
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当時ブルジョワに流行したピアノを弾く少女の図。これとほぼ同じ構図の絵が少なくとも6点存在します。
オランジュリー美術館の印象派とエコール・ド・パリの作品群は、私邸を美術館にすることを夢見た元自動車修理工の画商ポール・ギョーム(1891-1934)によるコレクションが基礎になっています。若くして亡くなったポールの死後も妻ドメニカ(1898-1977)がコレクションに手を加えました。
セザンヌは相変わらずテーブルが急斜面。オランジュリー美術館に所蔵されているセザンヌ作品の大部分はドメニカが購入したもの。
このやわらかい色遣い、好きよ。この絵の淡い色調は、1910年代のキュビスムから1920年代にマティスが採用した新しいスタイルへの移行を示しています。人物のうちの一人は画家の娘のマルグリットと考えられています(どっちなのかはわかりませんが)。
いろいろすごいことになっています。帽子を被った人物はルソー本人だそうです。
これは1927年に初めて発表されると、同じ構図を求める注文が相次いだというアンドレ・ドランの出世作ともいえる作品。…なんでだろうね? 台所に飾るのかねえ?
鏡とガラスビーズで作られた額が美しい。犬と一体化していますが、手前の女性が抱えているのはギターです。
おいしそう?な、お肉の図。これも静物画といえば静物画ですが、”静物”という言葉に似合わない血肉感。”牛の屠畜体”という主題に魅了されたスーティンは、1925年だけでも10点描いています。幼少期に見た肉屋が鳥を絞める場面が忘れられなかったため、と語っているそう。
なんだかユトリロっぽいくないねえ(個人の感想です)。あんまり奥行きがないからかな。
展覧会タイトルに「ルノワールと…12人の画家たち」とありますが、上に紹介したほかの面子は、シスレー、モネ、ピカソ、ヴァン・ドンゲンでした(ピカソ以外は各1点ずつ)。
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展覧会情報
会場:横浜美術館
会期:2019年09月21日(土)~2020年1月13日(月)
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この記事は当時公開していなかった記事を改稿し、2025年に公開しました。





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